クラウドストレージ料金を比較:写真保存ならiCloud、Google連携ならGoogle One、Office込みならOneDrive
クラウドストレージを選ぶときは、単純な月額だけでなく、どの端末・アプリで容量を消費しているかを見るのが近道です。
2026年7月8日確認時点では、日本向けの主な個人向け料金は、iCloud+が50GB月額150円から、Google Oneが100GB月額290円から、Microsoft 365 BasicのOneDriveが100GB月額260円または年額2,440円から確認できます。
- iPhoneの写真・端末バックアップが中心なら、iCloud+の50GB・200GBが候補
- Gmail、Googleフォト、Googleドライブをまとめて使うなら、Google Oneの100GB以上を確認
- OneDriveとOffice系アプリ、Windowsバックアップを重視するなら、Microsoft 365のプランを比較
- 2TB以上では、単なる保存容量だけでなく、AI機能やOfficeアプリの有無で料金差が出る
ここがポイント: 最安だけで決めるより、「写真」「メール」「PCファイル」「家族共有」のどれが容量を使っているかを先に確認すると、不要な上位プランを避けやすくなります。
変更内容:見るべき料金は「月額」と「容量」だけではない
クラウドストレージの料金比較では、同じ100GBや2TBでも、含まれるサービスが違います。
iCloud+はApple製品のバックアップと写真保存に強く、Google OneはGoogleフォト・Googleドライブ・Gmailの合計容量として使います。OneDriveはMicrosoft 365の一部として提供され、Basic以上ではOneDrive容量に加えてMicrosoftアカウント周りの保護機能なども関係します。
| サービス | 無料枠 | 主な有料プラン | 確認時点の日本向け料金 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|---|
| iCloud+ | 5GB | 50GB / 200GB / 2TB / 6TB / 12TB | 月額150円 / 450円 / 1,500円 / 4,500円 / 9,000円 | iPhone、iPad、Macの写真・バックアップ |
| Google One | 15GB | 100GB / 2TB / 5TB | 月額290円 / 1,450円 / 2,900円 | Googleフォト、Googleドライブ、Gmail |
| OneDrive / Microsoft 365 | 5GB | Basic 100GB / Personal 1TB / Family 1TB×最大6人 | Basic 月額260円・年額2,440円、Personal 月額2,130円・年額21,300円、Family 月額2,740円・年額27,400円 | Windows、Officeアプリ、PCファイル同期 |
AppleのiCloud+料金ページは2026年5月19日公開で、日本の料金は税込み対象国として掲載されています。Google OneとMicrosoftのページは、閲覧時点で日本語ページに表示された料金を基にしています。申込画面やキャンペーン、アプリ内課金経由では表示が変わる可能性があるため、契約直前に公式画面で確認してください。
対象者:どのサービスを毎日使っているかで候補が変わる
クラウドストレージは、保存先を意識しないまま容量だけが増えがちです。まず、自分の容量を使っている場所を見ます。
iCloud+が候補になる人
iPhoneの写真、iCloud写真、iPhoneバックアップ、iPadやMacとの同期が中心なら、iCloud+が最初の候補です。
特に無料の5GBでは、端末バックアップだけで不足しやすくなります。写真を大量に撮らない人でも、機種変更時のバックアップを残したいなら50GB月額150円、家族写真や動画が増えるなら200GB月額450円が比較対象になります。
Google Oneが候補になる人
Gmail、Googleフォト、Googleドライブを日常的に使う人は、Google Oneの容量を見ます。Googleアカウントの無料枠15GBは、写真だけでなくメールやDriveファイルも含めた合計です。
100GB月額290円は、Gmailの添付ファイル、スマホ写真、学校・仕事のDriveファイルが少しずつ増えている人に向きます。2TB以上はGoogle AI PlusやGoogle AI Proとして表示されており、容量だけでなくAI関連機能も料金に含まれる点を見落とさないようにします。
OneDriveが候補になる人
Windows PCのファイル同期、Office文書、Word・Excel・PowerPointの利用をまとめたい人は、OneDriveを含むMicrosoft 365が候補です。
Microsoft 365 Basicは100GBで月額260円、年額2,440円です。Personalは1人用で1TB、Familyは最大6人でユーザー1人あたり1TBと表示されています。容量だけならBasicで足りる人もいますが、デスクトップ版Officeアプリまで必要ならPersonalやFamilyとの比較になります。
開始時期:この記事では2026年7月8日時点の掲載料金を整理
この記事の料金は、2026年7月8日に公式ページで確認した日本向け表示を基準にしています。
料金改定の告知記事ではなく、現行プランを選ぶための比較です。そのため、読者が契約前に確認すべき時点は次の3つです。
- 公式料金ページを開いた日
- 実際の申込画面で表示された金額
- 月額払いか年額払いかを選ぶ画面
年額払いは月額払いより1年合計が安くなる場合があります。Microsoft 365 Basicは月額260円だと12か月で3,120円ですが、年額2,440円の表示があります。Google Oneのページにも年単位で最大16%割引と表示されていますが、この記事で確認できた具体的な金額は月額表示です。
生活への影響:小さな月額でも家族分・年額では差が出る
クラウドストレージは、月額150円から始められる一方で、写真や動画が増えると上位プランへ進みやすいサービスです。
たとえばiCloud+の50GBは月額150円で、12か月では1,800円です。200GBは月額450円なので年5,400円、2TBは月額1,500円で年18,000円になります。写真や動画を消さずに残すほど、容量単価だけでなく「どこまで自動保存するか」が支出に直結します。
Google Oneの100GBは月額290円、2TBは月額1,450円です。Gmailの古いメール、Googleフォトの動画、Driveの共有ファイルが同じ容量を使うため、写真だけを整理しても不足が解消しないことがあります。
OneDriveは、100GBのBasicなら比較的低額ですが、1TBのPersonalやFamilyではOfficeアプリの価値も料金に入ります。保存容量だけで比較すると高く見えても、WordやExcelを別途契約している人には意味が変わります。
必要な対応:契約前に容量の内訳を確認する
申し込む前に、現在の保存容量の内訳を見てください。ここを飛ばすと、安いプランに入ってもすぐ容量不足になったり、逆に大きすぎるプランを契約したりします。
確認したい項目は次の通りです。
- iPhoneバックアップが容量を圧迫しているか
- 写真と動画が何GBあるか
- GmailやGoogleドライブの容量が増えていないか
- Windows PCのデスクトップやドキュメントをOneDrive同期しているか
- 家族共有を使う予定があるか
- 月額払いと年額払いのどちらにするか
家族で使う場合は、単純に「合計容量」だけでなく、1人あたりの上限も見ます。iCloud+とGoogle Oneは最大5人の家族共有が案内されています。Microsoft 365 Familyは最大6人で、ユーザー1人あたり1TBと表示されています。
注意点:価格だけでなく、解約後の扱いも確認する
クラウドストレージは、解約しても保存済みデータがすぐ消えるとは限りませんが、同期・アップロード・メール受信などに制限が出る可能性があります。具体的な扱いはサービスごとのヘルプや申込条件で確認が必要です。
誤解しやすい点は次の通りです。
- 無料枠はサービスごとに違う。iCloudとOneDriveは5GB、Googleアカウントは15GB
- Google Oneの容量は、GoogleフォトだけでなくGmailとGoogleドライブにも使われる
- Microsoft 365の上位プランは、容量だけでなくOfficeアプリや保護機能も含む
- アプリ内課金、キャンペーン、地域、支払い方法で表示が変わる場合がある
- 年額払いは途中解約時の扱いを確認してから選ぶ
選び方を一言でまとめるなら、iPhone中心ならiCloud+、Googleサービス中心ならGoogle One、WindowsとOffice中心ならOneDriveです。次に見るべきなのは、月額料金表ではなく、自分のアカウントで何が何GB使っているかです。
