郵便料金はいくら上がった?はがき85円・封書110円・レターパック新料金の確認ポイント
日本郵便の主な郵便料金は、2024年10月1日から、通常はがきが85円、定形郵便物が50g以内110円、レターパックライトが430円、レターパックプラスが600円に変わっています。
確認日:2026年5月31日。現在の料金確認には、日本郵便の「国内の料金表(手紙・はがき)」と、2024年6月13日の料金改定発表を参照しています。
- 通常はがき:63円から85円へ、22円の値上げ
- 定形郵便物:25gまで84円、50gまで94円だった区分を、50g以内110円に統合
- レターパックライト:370円から430円へ
- レターパックプラス:520円から600円へ
郵便をたまに使う家庭では1通ごとの差額が中心ですが、請求書、案内状、会報、申込書類をまとめて送る事業者や団体では、年間通数がそのまま負担増につながります。
変更内容:はがき・封書・レターパックの新旧料金
主な変更点は、日常的に使う郵便物に集中しています。特に封書は、25gまでと50gまでの料金差がなくなり、50g以内なら110円の1区分になりました。
| 種類 | 改定前 | 改定後 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 通常はがき | 63円 | 85円 | +22円 |
| 往復はがき | 126円 | 170円 | +44円 |
| 定形郵便物 25gまで | 84円 | 110円 | +26円 |
| 定形郵便物 50gまで | 94円 | 110円 | +16円 |
| レターパックライト | 370円 | 430円 | +60円 |
| レターパックプラス | 520円 | 600円 | +80円 |
| スマートレター | 180円 | 210円 | +30円 |
定形外郵便物も改定されています。たとえば規格内50g以内は120円から140円、規格内100g以内は140円から180円です。小物を封筒で送る人は、厚さ、重さ、追跡の要否を見て、定形外、クリックポスト、レターパックなどを比べる必要があります。
対象者:全国で郵便を使う個人・事業者が対象
今回の料金改定は、特定地域だけの変更ではありません。全国一律の郵便料金として、家庭、個人事業主、法人、自治会、学校、団体などに関係します。
影響が出やすいのは、次のようなケースです。
- 年賀状、案内状、招待状、礼状を送る人
- 請求書、領収書、契約書、申込書を郵送する事業者
- 会報、通知文、寄付依頼、行事案内を送る団体
- フリマや小規模通販で、軽い商品や書類を郵送する人
- 旧料金の切手、はがき、レターパック封筒を手元に残している人
一方で、第三種郵便物と第四種郵便物の料金は、2024年の発表資料で「変更なし」とされています。書留など一部の料金も、2023年10月に改定済みのものは据え置き対象に含まれています。
開始時期:2024年10月1日から適用
新料金の実施日は、2024年10月1日です。日本郵便は新料額の普通切手や郵便はがきを2024年9月2日から販売し、旧料額のものは2024年9月30日で販売を終了しました。
ここがポイント: 2024年10月1日以降も、旧料金のはがきやレターパック封筒がすぐ無効になったわけではありません。不足額分の切手を貼れば使えます。
たとえば63円はがきを通常はがきとして使う場合は、85円との差額22円分を追加します。370円のレターパックライト封筒なら、430円との差額60円分を貼る形です。
なぜ上がったのか:郵便物の減少と費用増が重なった
日本郵便は、料金改定の背景として、郵便物数の減少と営業費用の増加を挙げています。郵便物数は2001年度をピークに大きく減少し、今後も減少傾向が続く見込みと説明されています。
同時に、配達網を維持するための費用は下がっていません。発表資料では、人件費、燃料費、協力会社への適正な価格転嫁、調達コストの増加が理由として示されています。
封書110円への統合が意味すること
25g以下の定形郵便物は84円から110円へ、26円上がりました。これは改定率で見ると大きく、日常的な封書の基本料金が一段上がった形です。
一方で、25g超50g以下は94円から110円なので、差額は16円です。50g以内を1区分にしたことで、少し厚めの書類を送るときの料金確認は簡単になりました。
レターパックは上げ幅を抑えた扱い
レターパックライトは60円、レターパックプラスは80円の値上げです。日本郵便は、レターパックなどの特定封筒郵便物について、利用者の利便性などを踏まえ、改定率を15%程度にしたと説明しています。
A4サイズ、4kg以内、全国一律料金という特徴は変わっていません。ライトは郵便受け配達、プラスは対面配達で受領印を受けるサービスです。
生活への影響:少額でも「まとめて送る人」は負担が見えやすい
個人が月に数通送る程度なら、家計全体への影響は限定的です。ただし、年賀状、案内状、会費請求、事業用の請求書など、まとまった通数では差額がはっきり出ます。
例として、通常はがきを100枚送る場合を考えると、改定前は6,300円、改定後は8,500円です。差額は2,200円になります。
定形郵便物25gまでを100通送る場合は、8,400円から11,000円になり、差額は2,600円です。毎月同じ通数を送る事業者なら、年間では31,200円の増加になります。
必要な対応:手元の切手・封筒・発送方法を確認する
まず確認したいのは、手元にある旧料金の切手、はがき、レターパック封筒です。使えないと思って捨てる必要はありませんが、不足額を足さずに出すと、受取人側に不足料金が求められる可能性があります。
確認するポイントは次の通りです。
- 旧料金のはがきや封筒が残っていないか
- 差額分の切手を貼っているか
- 定形郵便物のサイズ、厚さ、重さが条件内か
- レターパックライトとプラスの使い分けが合っているか
- 大量発送なら、電子化、メール送付、料金後納、割引制度を検討できるか
古い切手やはがきを新しい料額のものに交換する場合は、交換手数料がかかります。2026年5月31日時点の日本郵便の手数料表では、郵便切手・通常はがきは99枚まで1枚6円、100枚以上は1枚13円です。レターパック封筒などの特定封筒は、99枚まで1枚55円、100枚以上は1枚78円です。
注意点:料金表は「郵便物」と「荷物」で分けて見る
郵便料金を調べるときに混乱しやすいのは、手紙・はがき、レターパック、定形外郵便、ゆうパック、ゆうメールなどが同じ画面に並ぶことです。
今回の中心は、手紙・はがき・レターパックなどの郵便物です。ゆうパックは差出地やあて先地域、サイズで運賃が変わります。ゆうメールは2025年11月1日に基本運賃の変更が告知されており、別枠で確認が必要です。
最後に、実際に出す前のチェック項目をまとめます。
- はがきは85円、往復はがきは170円になっているか
- 定形郵便物は50g以内110円で足りるか
- 旧料金のレターパックには差額切手を貼ったか
- 厚さ3cm以内ならレターパックライト、対面配達や厚みが必要ならレターパックプラスを検討したか
- 大量発送では、1通あたりの差額だけでなく年間通数で負担を見たか
郵便料金の値上げは、1通だけなら小さく見えます。けれど、毎月送る請求書、年に一度の案内状、在庫として残った旧封筒まで含めると、確認漏れがそのまま余計な負担になります。次に郵便を出す前に見るべきなのは、「何円上がったか」だけでなく、手元の旧料額品をどう使い切るかです。
